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人材・求人サイト(就職・転職・アルバイト)のSEO対策を徹底解説!

こんにちは。アフロです。

本日は、人材・求人サイトのSEO対策を解説します。

就職・転職・バイトなど「働く」ことは、生きていくためにほとんどの人が経験するステップです。

そして多くの場合は、人生の中でとても大きなイベントになります。

つまり、人材・求人領域は、人々にとっては慎重にいろんな情報を調べる領域であり、検索ニーズが非常に高いジャンルと言えます。

また、「仕事というのは本来おもしろくあるべき」という理想を私個人としては持っていますが、現実的には非常にたくさんの悩みが発生します。

  • もっと働きやすい職場はないのか
  • 給料を上げるためにはどうしたらいいのか
  • 転職すべきか何で判断したらいいのか

など悩みのタネは尽きることがありません。

そして、仕事の悩みとは転職の潜在ニーズでもあるので、そこから求人情報の需要が生まれることも多々あります。

「人材領域」は基本的に、全ての働く人がターゲットになり得る、幅広い検索需要が見込めるジャンルなのです。

リクナビ、マイナビ、ビズリーチなどの大手サイトは存在するものの、業種や職種の特化型・地域特化型などで見ると、まだまだビジネスチャンスの多い領域でもあります。

そこで今回は、人材・求人サイトのSEO対策を詳しく解説したいと思います。

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マーケティング領域のインフルエンサー / フォロワー数6300人 / 起業&事業売却 / WEBコンサルティング会社、介護会社、オンラインサロンを運営 / 3児の父

人材・求人領域で想定される検索キーワード

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人材業界は、上述したジャンルの中でも、特に「転職」に関する検索が多いのが特徴です。

なので、一旦、転職希望者向けの求人サイトを前提として考えていきたいと思います。

その場合、想定される検索ワードは「職種」「業種」「勤務地」「条件KW」「求人KW」などの掛け合わせが多くなります。

「エンジニア 年収500万以上 東京」

「WEBマーケティング 高年収 週休二日」

「看護師 川崎市 求人」

「レストラン 表参道 アルバイト」

などです。

ちなみに条件キーワード、求人キーワードは、それぞれ以下の通りです、

◆主な条件KW

「年収」「給料」「給与」「収入」「待遇」「福利厚生」「休日」「残業」「働きやすさ」「正社員」「派遣」「契約社員」「アルバイト」

◆主な求人KW

「採用」「選考」「中途」「転職」「面接」「募集」「仕事」「職場」「復職」

「職種」「勤務地」にこれらのKWを掛け合わせた検索に対して、上位を獲得することが人材・求人サイトのSEOでは重要になります。

「勤務地」「職種」「業種」を網羅・構造化したサイト設計

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これまでに説明してきた人材サイトの検索キーワードにおいて検索順位を高めるためには、「勤務地」「職種」「業種」を網羅・構造化したサイト設計が必要です。

本当は一番重要なのは「求人」なのですが、これはページ全体に共通するキーワードなので、サイト設計で気にする必要はありません。

「勤務地」「職種」「業種」の組み合わせを網羅したサイトを設計する上でのポイントは、

勤務地>業種 or 職種

業種 or 職種>勤務地

上記のどちらのサイト構造を選択するのかという点です。

新卒領域の求人ポータルサイトの場合は、学生は勤務地と職種をあまり重要視せず、業種を最も重視する傾向にあるので、業種>勤務地という構造にすべきです。

逆に、バイトや派遣の検索では、まず勤務地を、次に職種や業種が重視されるので、勤務地>職種 or 業種という構造にすべきです。

転職の検索はさまざまです。

例えば、「建築」「WEB・IT」といった業界特化型の転職サイト場合は、まず職種ありきになります。

基本的に企業も即戦力を求めていますし、求職者側を見ても「ITの営業からエンジニアへ」といったような職種間の転職が少ないからです。

そのため、職種>勤務地という構造が多いです。

ただし、第二新卒向けの転職サイトは、業種>勤務地、あるいは勤務地>業種となります。

専門性が育っておらず、ポテンシャル採用中心のため、職種があまり関係ないからです。

このように、求人サイトのビジネス特性を考慮しながら、サイトの階層を設計し、階層ごとの求人詳細ページを作っていくと良いでしょう。

また、基本的にほとんどのユーザーは、TOPページからではなく、上記のような掛け合わせのテールワードの求人詳細ページからランディングしてきます。

なので、どの粒度で検索されてもランディングするページがあるように、サイトを設計・構築しましょう。

回遊性を重視したサイト設計にしよう

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先ほど説明したように、ユーザーは掛け合わせのテールワードの求人詳細ページからランディングしてきます。

そのため、ほかの求人詳細ページも見ながら検討できるように、回遊しやすいサイト作りが重要です。

例えば、「システムエンジニア 渋谷」で調べた人が「システムエンジニア 品川」など同列の別エリアで検索しやすいように、「横移動リンク」を設置する必要があります。

さらに、渋谷エリアより広いエリア範囲のなかで探し直せるように「システムエンジニア 東京」ページへの「縦移動リンク」もあると親切ですよね。

このような「横移動」「縦移動」のリンクを、エリアだけでなく職種や年収、条件などでも網羅的に張り巡らせると、ユーザーが回遊しやすくコンテンツも充実するため、SEO施策として有効です。

特に、年収や給料も掛け合わせたページを作ることは重要です。

大手転職サイト『エンジャパン』の調査によると、退職のきっかけの一番の理由は「給与」だからです。

必然的に年収や給料を掛け合わせたKWでの検索も増え、情報も求められます。

このようにサイトを設計すると、ユーザーのニーズを満たし、Google検索でも上位に表示されやすい求人サイトを作ることができます。

動的な検索結果ページを静的URLに置き換える!

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人材・求人サイトだけの話ではありませんが、データベース系のサイトは各条件を組み合わせたページが動的なURLで表示されていることがあります。

それを静的なURLに置き換える処理を施すことで、意味のある文字列としてGoogleに把握してもらいやすくなります。

例えば、「マーケティング 年収500万」で検索すると、「転職・求人サイトGreen」の検索結果ページ(条件:マーケティング職/年収500万)が上位に表示されます。

このページのURLは…
https://www.green-japan.com/search/job/110/salary/500

となり、jobの横の数値がそれぞれ特定の職種を表すものであり、salaryの横の数値が年収を意味しています。

このように、年収や条件が静的な意味のある英語の文字列になることも、SEO施策において有効であると考えられます。

オウンドメディアで潜在需要を獲得する

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ここまでは、「エンジニア 年収500万以上 東京」といった顕在ニーズの検索キーワードで上位表示するためのSEO対策について解説してきました。

しかし、人材・求人領域はこのような顕在ニーズの前段階として、現在の仕事やそもそも転職することに対する「悩み」が、非常に多くの検索ボリュームを占めるジャンルでもあります。

なぜならば、転職は人生の中でもかなり大きな決断だからです。

それだけ悩みの種類も多く、時間をかけて悩む方がたくさんいます。

オウンドメディアを立ち上げ、転職・キャリア・仕事の悩みに対するコンテンツを提供し、その上で具体的な求人検索に誘導できるか。

これも人材・求人サイト、特に転職サイトのSEOで大きなポイントになります。

例えば、「転職 不安」という検索ワードで上位表示される「転職に際して感じる不安の正体と解消法」という記事は、マイナビ転職が運営している「マイナビ転職エージェントサーチ」のコラムページです。

『転職に際して感じる不安の正体と解消法』

転職の不安→慣れの問題

自分の専門性に自信がない→認識の問題

としてネガティブな感情をポジティブに変換し、その上で「マイナビ転職エージェントサーチ」への会員登録を促しています。

上記の例は「悩み」から集客へと誘導するSEOマーケティングの成功例と言えます。

これを見て「なんだ、すでに大手がやってるのか」と思う方もいるかもしれません。

しかし、仕事や転職の悩みは膨大で、キーワードがロングテールにわたるので、弱小メディアでも開拓の余地が十分にあります。

実際、この記事を書いている段階(2019/10/25時点)で私のこのブログは20記事しかありませんが、

「コンサル 転職 メリット デメリット」2位

「会社 やめたい 1年目」1位

といった検索順位をGoogleで実現しています。

どちらもエージェントにとっては、必死に上位表示を目指しているキーワードなので、広告掲載の依頼も多いです。

人材・求人領域でSEOに取り組む際は、こういった潜在需要に対してコンテンツを作成し、検索流入を獲得していきましょう。

オリジナルコンテンツを充実させるのが差別化ポイント

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検索ボリュームの大きい検索ワードは、上位を取れれば非常に大きな流入源になりますが、それだけ競争も激しくなります。

そんな時に上位を取るためのポイントは「オリジナルコンテンツ」です。

まず前提として、Googleは独自性の高い情報が掲載されているサイトを評価する傾向があります。

どのサイトも同じような情報を載せている中で、オリジナリティのある情報はユーザーにとって有益だからです。

例えば、「エンジニア 転職」というワードは検索ボリュームが非常に多いワードです。

このワードで1位を獲得している(2019/10/25時点)「doda」のページは、求人を様々な切り口で特集したオリジナルコンテンツが並べられており、それが高い評価を受けていることが推測できます。

具体的には、ただエンジニアの転職者向けの求人を並べるだけでなく、

「データ分析に携わることができる求人特集」

「メーカー系企業の社内情報システム(社内SE)求人特集」

など、独自の視点で求人をキュレーションしたコンテンツへの導線が並べられています。

また、一つ一つの求人詳細ページにもオリジナルコンテンツを盛り込むと、テールワードが全体的に底上げされる場合があります。

例えば、マイナビ転職では、一つの求人詳細ページの中に載っているのは基本的な求人情報だけではありません。

その会社の人からのメッセージを記載した「会社・仕事の魅力」や、「取材後記(マイナビ転職編集部から)」など、マイナビ転職でしかみることのできないオリジナルコンテンツが充実しています。

このようにオリジナルの特集やコメントなどのコンテンツは、SEOにおいて非常に有効な戦略です。

特にビッグワードを取りに行く場合、いかに競合他社のサイトと差別化できるオリジナルコンテンツを該当ページ内に設置できるかが勝負になってきます。

最後に

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最後に、直接的なSEO施策ではありませんが、人材・求人サイトのSEOで大切なのは「営業」です。

要は求人情報を掲載してくれる企業をどんどん営業によって開拓しないと、検索順位も伸びないのです。

なぜなら、Googleは情報量や網羅性を重視します。

特にユーザビリティに観点で考えても、人材・求人サイトで一番大切なのはたくさんの求人情報が掲載されていることです。

だから、営業に力を入れて掲載企業を増やすほど、検索順位も上がります。

以上を踏まえて、人材・求人サイトのSEO強化に取り組んでみてください。

この記事が人材業界の方の参考になれば幸いです。

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