こんにちは。逆転のWEBコンサル「アフロ」です。
先日、総合商社に勤めていた大学時代の後輩が外資系のコンサルに転職したということで、飲みに行きました。
実は、以前に書いたこの記事は、この後輩から転職相談をされた際に答えた内容をまとめたものでした。

彼は転職活動に一年近くかけており、私よりもずっとコンサルティングファームへの転職やエージェントに詳しくなっていました。
もちろん、転職において一番重要なのは自分の経歴と能力です。
ただ、彼いわく、
「コンサルティングファームへの転職においてエージェント選びは大切だと強く実感した」
ということなので、おすすめのエージェントを聞いたところ、
- ムービン・ストラテジック・キャリア
- コンコードエグゼクティブ
- AXISコンサルティング
- JACリクルートメント
の4社を挙げていました。
今回、その理由や使い分け方について聞いてきたので、コンサルティングファームへの転職希望者はぜひ参考にしてください。

目次
なぜコンサル転職はエージェント選びが重要なのか?

彼いわく、コンサルティングファームへの転職を成功させるには、以下の3つの要素を備えたエージェントを選ぶのが重要とのこです。
- ファーム内の情報を多く持っている
- コンサル転職の支援実績が多い
- 書類や面接のサポートが手厚い
なぜこの3つの要素が大事かというと、これらによって転職支援の質が決まるからです。
まず、ファーム内の組織体系や求人トレンドについて理解していると、ニーズが高い時期や部署に応募することができます。
また、実績が多ければ、面接の質問やケース面接の内容に関する情報も増えます。
どういう人が通りやすいのかという傾向をつかむことができます。
そして、コンサルティングファームの選考は特に厳しいため、上記の2点を踏まえて選考への準備と対策を徹底的にやることが必要です。
だからこそ、この3点の要素を満たすエージェントを選ぶのが大切なのです。
そして、それらの要素を満たす
- ムービン・ストラテジック・キャリア
- コンコードエグゼクティブ
- AXISコンサルティング
- JACリクルートメント
の4社のエージェントを希望や目的に応じて使い分けるのがおすすめです。
業界No.1は「ムービン・ストラテジック・キャリア」

コンサルティングファームの中でも、マッキンゼー、ボスコン、ATカーニーといった花形の「戦略系」を狙うなら、ムービンの一択だそうです。
これは私も採用業務の経験があるので分かります。
転職活動において「どのエージェントから企業に紹介されるか」はめちゃくちゃ重要なんです。
なぜなら採用実績が豊富なエージェントほど、その会社で採用活動に関わる人たちにとっては「良い人をよく紹介してくれる」というイメージがついており、紹介される転職者もポジティブに見てもらえるからです。
だから、その業界・企業の中で転職支援実績が豊富なエージェントを選ぶと、特に書類選考は通りやすくなります。
コンサル業界の転職支援実績は、ムービンがNo.1なので、まずはここを利用すべきです。
戦略系ファーム狙いなら「コンコードエグゼクティブ」

コンコードはコンサル転職において、ムービンの次に実績のあるエージェントです。
今回話を聞いた後輩によると、
「コンコードは、ファームごとの直近の採用活動の動向や内定の傾向に関する情報をすごく持っていた」
と言っており、実際コンコードを通じて転職しています。
もしムービンでちゃんと対応してもらえない、微妙なキャリアアドバイザーに担当されたという場合は、コンコードを利用すると良いでしょう。
総合系ファーム狙いなら「AXISコンサルティング」

アクセンチュア、デロイト、PwC、KPMGといった総合系のコンサルティングファームへの転職を目指すなら、AXISコンサルティングがおすすめです。
AXISコンサルティングは上記のファームへの転職支援実績が非常に多く、情報もたくさん持っています。
また、コンサル専門のエージェントの中では、面接対策といった部分で最もサポートが手厚いと評判です。
繰り返しになりますが、コンサルティングファームの面接は準備と対策なしでは厳しいので、AXISコンサルティングを使うことをおすすめします。
コンサルと事業会社の両方をみるなら「JACリクルートメント」

今はどのファームも人員拡大傾向にあり、入社のハードルが下がってきました。
それでも上位のコンサルティングファームへの入社は狭き門です。
そのため、大手のエージェントもどこか一つ登録をし、コンサルと事業会社の両方を見ておくことは大切です。
私のおすすめはJACリクルートメントです。
なぜ最大手のリクルートエージェントではないかというと、
「企業への担当者」と「転職者への担当者」が分かれているため、情報が分断されており、紹介企業の選定や面接アドバイスの質が低いことが多いからです。
一方でJACリクルートメントの場合は、それぞれの企業の営業担当から声がかかるシステムのため、ミスマッチが少なく、面接の事前アドバイス等も質が高いと感じます。
実際、私も直近の転職ではJACリクルートメントから転職しました。
コンサルティング業界の専門部署があり、コンサルへの転職に強い点も魅力的です。
外資系戦略コンサルの内定率75%の支援サービスとは?

本日はコンサル転職でおすすめのエージェント4社をご紹介しましたが、少し違うサービスを一社紹介します。
未経験からコンサル転職を目指すなら、ベイン&カンパニー出身の河野さんが立ち上げた『STRATEGY BOOTCAMP』というサービスが大変オススメです。
これは簡単にいうと、外資系コンサルティングファーム専門の内定獲得塾です。
ムービンと提携しているサービスなのですが、外資系戦略コンサルへの転職支援で内定獲得率75%を叩き出しています。
マッキンゼーやBCGやベインの人に、面接のトレーニングをしてもらい、高確率で内定を実現できるので、めちゃくちゃおすすめです。
インタビューして、アフログ限定のコースも作ってもらったので、ぜひ下記の取材記事をご覧ください。

まとめ

本記事の内容をまとめると以下の通りです。
「戦略系を目指すならムービンかコンコード」
「総合系に行きたいならAXISコンサルティング」
「事業会社も見たいならJACリクルートメント」
私もコンサルティングファームに2年半いましたが、あの期間があったからこそ、その後仕事で困ることはなくなったと感じています。
- ビジネスの構造を捉える力
- 戦略構築能力
- 財務会計の知識
- ロジカルシンキング
- プレゼンテーション
- 分析やドキュメンテーションのスキル
- 度胸
といったビジネスに必要な力を、あれほど網羅的にかつ飛躍的に高めることができる環境は他にありません。
また、企業の経営層を相手に若いうちから仕事ができるのも、コンサルティングファームの魅力です。
「超高学歴しか無理だろう・・・」と思いがちですが、外資系の戦略コンサルには早慶以上なら十分転職できることを、ベイン出身の河野さんは取材でおっしゃっていました。

幹部層のポジションはどこのファームも詰まっているので、ずっといるべきではないですが、32才ぐらいまでにビジネスマンとしての力を磨くには最高の場所です。
経験とスキルとブランドを積み上げ、自分のキャリアアップを実現させるために、ぜひコンサル転職にチャレンジしてみてください。